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2016.10.20 Thursday

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X61 Tabletの修理

2015.09.14 Monday

X61 Tablet SXGA+モデルの修理を行ないました。


 

まとめて 2〜3台、X61系の依頼を受けたのですが、そのうちの一台です。



X61 Tabletモデルは発売当時に当人も購入しました。 今も使ってるので長い付き合いです。

発売当時は、富士通、HP、レノボからコンバーチブル機が出揃ったくらいだったと思います。 Windows7はまだ出てませんでしたが、XPで標準対応してなかった Tablet機能が Vistaで統合され、コンバーチブルやタブレットを一般化しようとする動きもこのあたりからだったと思います。 結局タブレットを一般に広めたのはこの類の PCではなくアップルの端末っていうオチなんですけど。

液晶の問題はずいぶん後に分かったことですが、今は解決する方法もあるし、ということで、現在も家では良く使っています。 もはやそこにあるのが当たり前、長く使った財布とか鞄みたいな感じです。
まともなキーボードと液晶があれば特に X61Tでなくても良いのですが。 たったこの2つが他では揃わないので。



X61Tのノーマル SXGA+は残念ながら気泡発生からは逃れられない構造です。 オプティカルボンディングはタブレットに特化した利点(ペン先との視差が少ない、強度がある、保護ガラスとの空気層がないので映りが綺麗)はあるのですが、液晶と保護ガラス間の充填剤が抜けると、以下のように気泡が発生し無残な状態になります・・・



写真は持ち込まれた本体から外した上半身です。 今回、この修理(液晶の交換)を行ないました。



早速取り掛かります。 なお今回は若干お見苦しい写真も入ります。。



とりあえずベゼルを外します。



4辺とも両面テープで張り付いてるのでなかなか取れませんが、ベゼルは案外丈夫なので割とムリムリ外しても大丈夫です。




嗚呼・・・見えてきましたw



漏れた充填剤です。 これが伸びに伸びまくります・・・w

どこまでも伸びるので安易にベゼルを持ち上げた日には、周囲にネバネバの被害が広がることになります。
当人はコヨリっぽくしたキッチンペーパーを間に差し入れ、ネバネバを巻き付け、液晶とベゼルの間のネバネバを分離してからベゼルを持ち上げています(液晶やベゼルを拭くのはムダです。 そこら中にウエスが張り付きます)。




・・・取れました。 (これ取るのに 10分くらいかかります)



この充填剤は見た目セメダインっぽい感じ(もちろんセメダインではなく)、そして経時で乾くことはありません。
そして何かに付けば、そこから納豆のように伸びまくります。 手についたら伸びまくり・・・、何かに付いたらそれも伸びまくり・・・w、ベタベタ、ドロドロ、かなり扱いに困るので、いかに充填剤を広げずに対処するかがポイント?になります。

充填剤が手に付いた場合、水洗いや石鹸、程度では取れないので、ガムテをペッタン繰り返して取るようにしています。
完全な除去には、KUREのブレーキクリーナーをキッチンペーパーに染み込ませて手を拭き取っています。

なおブレーキクリーナーで手をクリーニングした場合、すぐに石鹸などで手を洗い直すのが無難です。
クリーナーの成分が手に残っていると、あとで謎の痛みが出てきます(たぶん何かの薬品の影響かと




状態確認。 かなり厳しい・・・ 基板や天板までドロドロが広がっています。



基板は手持ちのものに交換です。 天板はあとでクリーニングします。




ベゼルもドロドロですw



写真はタブレットボタンの内側です。 プラスチック溶接なので、外してクリーニング、みたいなことは出来ません。 ベゼルごと交換です。 指紋センサーもドロドロなので新しいのを使います。




ある程度クリーニングして梱包しました。






天板から液晶を外しました。






液晶の状態。







症状が進むとこんな感じです。




ある程度クリーニングして養生しました。



液晶のクリーニングはブレーキクリーナーで表面と 4辺の充填剤を落とし、次に中性洗剤で残ったケミカル成分をクリーニング、最後に水拭きで洗剤成分がなくなるまでクリーニング、という感じでやってます。




全て包みました。






天板をクリーニングします。 これもブレーキクリーナーを使います。






終わりました。 隅にちょっとだけ残ってますがこれ以上は取りきれません。






右側は大したことなさそうです。






クリーニング後。






突然ですが紹介が遅くなりました。 先ほどから活躍しているブレーキクリーナーです。
これがないと今回の作業はかなり難しいと思います。






あと、写真は無いですが、天板のピーチスキン側はブレーキクリーナーは出来るだけ使わないほうが良いです(充填剤がピーチスキンに食い込んで伸びます)。 ピーチスキン側はガムテのペッタン繰り返して取ったほうが綺麗になると思います。




新しく入れる液晶です。



今回はオーナーさんとの相談で、CCFLバックライト、SXGA+、指タッチ、で組みました。




天板にイン。






動作チェック。 タブレットボタン、指タッチ、ペン筆圧など、全部組む前にチェックします。






新しいベゼルを付け、下半身にドッキングして完成。




これで安心して使えると思います。 永久に気泡が発生することはありません。













 

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2016.10.20 Thursday

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  • 2017/05/05 5:25 AM
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